ハングルの母音・子音を覚えても、いざ単語を読もうとすると「表記通りに読めない」場面によくぶつかります。これはハングル特有の「読み方ルール」を知らないだけのことがほとんどです。
音節ブロックの仕組み
ハングルは1文字が「初声(子音)+中声(母音)+終声(パッチム、省略可)」の3つのパーツを組み合わせたブロックになっています。 たとえば한(ハン)は、次のように分解できます。
パッチムがあると読み方が変わる
パッチム(終声)があると、次に来る文字によって発音が変化することがあります。特に、パッチムの直後に母音(ㅇで始まる文字)が続くと、パッチムの音が次の文字に移って発音される現象(連音化)が起こります。
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맛있어요(味がある=おいしい)→ 表記は「マッ・イッ・ソ・ヨ」だが「마시써요(マシッソヨ)」と発音される
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한국어(韓国語)→「한」のㄴパッチムが次の「국」に自然に繋がって聞こえる
한국어 공부가 재미있어요.
→ 韓国語の勉強が楽しいです。
表記と発音がずれるのは当たり前
日本語のローマ字読みの感覚で1文字ずつ区切って読もうとすると、ネイティブの発音とズレてしまいます。ハングルは「表記どおりに読む文字」ではなく 「音の変化ルールを含めて読む文字」だと最初に理解しておくと、後の学習がぐっと楽になります。
“ハングルは読む文字ではなく、鳴らす文字。表記は設計図、発音がその音そのもの。”
— 韓国語教育でよく使われる考え方
パッチムの詳しいルールは
ハングルのパッチムで解説しています。
よくある質問
最初のとっかかりとしては問題ありませんが、ローマ字はあくまで補助です。連音化やパッチムの変化はローマ字では表現しきれないため、最終的にはハングルのまま読む練習が必要です。
パッチムがある文字とない文字、どちらから練習すべきですか?
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まずはパッチムのない文字(子音+母音のみ)から練習し、読み方の基本ルールに慣れてからパッチムのある文字に進むのがおすすめです。